美しさの条件

「薄い シャープ ソフト」


私が心地よく、美しさを感じるフォルムだ。

そして、それが「らしさ」に繋がる。

まわりもそれを期待している。

たまに、逆の道を行きたくなるが

それもまた私。


最近は壺ばかり作っている。

壺は鉢に比べて薄さを感じにくい。

がしかし、焼き上がった作品には薄さを感じられるものと変化している。


どうなるのか?は、いずれどこかで。。





渡米

事後報告ですが、

LAにて開催されましたイベントで

私の花入を使って戴いておりました。



こんな感じです。


一方、日本の有田では、

毎日、作品作りに勤しむ私です。。



5垓未悩遒辰尽筺

ロクロをまわす度に上手くなる実感がある。


クリーンでシャープでソフトなフォルムを!


「らしさ」がでる作品を

休みなく作り続けるのだ!









限りあるもの

原材料の枯渇問題で思うこと。

 

天草磁石のいろんな原因からの枯渇問題は把握していた。

それと同じく、陶土の枯渇問題もあるという記事を読んだ。

今回、問題となっている原料は蛙目粘土(がいろめねんど)。

主に瀬戸地域で掘り出されている原料です。

単体として使うこともあるが磁器土と混ぜて使用することもある。

磁器土と混ぜる理由の一つとして、粘性を出すということがある。

多治見や京都などで使われている磁器はいわゆる混ぜもの磁器土なんです。

最近は流通の進化もあり、多治見や京都などで天草磁器土を使っている方も

いらっしゃるから、全部が全部混ぜもの磁器土ではないです。

・・・

むかし、某陶芸雑誌に「磁器は簡単!」というキャッチフレーズの特集があった。

使っている磁器土はすべて混ぜもの磁器土だった。。

そりゃ、陶器土のように自由な細工も可能になるよ。。

それをすべの磁器土が簡単に扱えるなんて勘違いするような記事を載せちゃって・・・

ちょっと迷惑な想いをしたことを思い出しました。。

・・・

話しを戻しますが、

その蛙目粘土ですが、実際にはまだ地面に眠っているそうです。がしかし、

その上には商業施設や住宅などがすでに建てられていて、

掘ることができないのが現状らしいです。

また、多治見などのやきものを見たら分かるが全国でもトップの量産ものを作る地域です。

近年の低価格競争もあり、その末端でもある粘土業者がしわ寄せを被っているのが現状。

原材料の価格を1とすると、例えば天草原料の価格は約8倍の価格で取引されています。

この現状によって、全国の3割をもシェアしていた某会社が廃業したらしい。。

・・・

作り手または売り手は様々な価値観の中で製品、作品を生みだしている。

だから、その価値観に私ごときが何か言うことはないが、

少なくとも、今の現状を理解し重く考える必要があると思う。

私は己の白磁を追求していたときに、天草の現状のことを知った。

そして深く考えるようになり、現在の私の白磁へと繋がっている。

その想いが通じたのか、所属する有田陶芸協会では原料が眠っていた場所への視察や

天草粘土、泉山粘土の勉強会などを実施している。

己が使っている材料くらいはきちんと知っておくべき!

という想いで行われている企画です。

こういうことを他の陶芸ジャンルの方たち、

販売のみをしている方たちにも知ってもらいたい。

だって、資源は無限ではないからね。。

 

この枯渇問題の記事は、とある専門新聞が2019年の元旦に

載せた記事で。しかも大々的に。。

一般の方たちには目に触れない記事なので

纏まりがない文章になってしまっているがあえて紹介しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます。

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます!


先日のランチは、第一王子を連れてスーパーでお弁当を調達し有田ダムへ。


冬晴れの心地よい空気、風の音、鳥のさえずり。二人で豊かな時間を過ごしました。

第二王子はその日から幼稚園が始まったので

次回は第二王子も一緒に。


さて、

2019年は仕事にプライベートに激動の年になります。。体調に気を付けて、ストイックに柔軟に頑張りたいです。


ざっくりですが2019年スケジュールです。


4月 / 広島  二人展

8月 / 愛知 個展、静岡 二人展

9月 / 秋田、神奈川、東京  各個展

11月 / 東京 個展

(加えて公募展、企画展も入ります)





年末ですが

乾きが悪く作業が進まない。。

ですが、少しずつ量産中。

正月ぐらいはお休みするが、

来年いっぱい、トップスピードで走り続けます。


今年もあと僅か。

お世話になりましたすべての皆様に感謝申し上げます。そして、来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


有田晩香窯展も1月14日まで開催しております。こちらもどうぞよろしくお願い申し上げます。


よいお年を。


私の家の軌跡展

明治維新150年記念展

有田晩香窯 ー明治から平成の窯元の軌跡ー

 

会期:2018年12月15日(土)〜2019年1月14日(月・祝)※年始は1月1日から開館

会場:佐賀県立九州陶磁文化館[第一展示室] 

入館料:無料

開館時間:9時〜17時 

休館:月曜日(祝日は開館)および12月29日〜12月31日

 

いよいよ、

今週末から私の家の軌跡展が開催されます。

晩香窯とありますが、正式には「晩香窯庄健(ばんこうかましょうけん)」です。

創業明治17年から現在までの作品群を展示致します。

私の父は晩香窯の5代目。それ以前は多くの絵付職人などをかかえた窯元でした。

庄村家の歴史と共に、有田のやきものの移り変わりなどもわかる

貴重な展覧会になっております。

 

お時間ございましたら、ぜひ有田へお越し頂き、この展覧会を観て頂き、

その足で庄村家へお寄り下さいませ(笑)

ちなみに、庄村家は江戸末期からある古い家です。

有田の伝統的建造物の指定を受けています。

 

いろんな角度から有田焼そして庄村家の陶芸を感じて下さい!

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

某会社の通信障害

先日かな?

某会社の通信障害によって、大変な混乱が起こったというニュースを見た。

とても便利な携帯。

電話、メール、ナビ、支払いなど、これ一台あれば何でもできる。


それが突然使えなくなったら。。


いかに携帯に支配されていたのか?に気づかされただろう。


便利な世の中になればなるほど、

人間は弱くなってきているようだ。。

私が大学生だったころは、ポケベル全盛期で

その前は当然のことながら固定電話しかなかった。繋がる手段は限られていた。だからこそ、繋がらない時を楽しむ手段も知っている。


待ち合わせの連絡がうまくいかず、偶然的に出会えて喜んでいるニュースを見た。便利だからこそ気づかないささやかな喜びなのだろう。


最近の心の病気などは、言い切ることはできないが少なからず、便利な世界が生み出した病気なんだろうなと思う。一年に一度でもいいから、仕事がお休みの時にでも、携帯の電源をオフにして過ごすような条例があればいいのに。。


世界はもっと広く、大きくも小さくも感動はいくらでも転がっていよ!


そんなメッセージを便利なPCを使って流す私って。。(笑)

さて、仕事しよっ!









個展を終えて

日本橋三越での初個展。

いつもお世話になっている皆さまのおかげを持ちまして無事に終えることができました。

誠にありがとうございました。


バタバタした下半期でしたが、今年の個人の仕事は終了しました。

来年は大きなイベントをかかえています。

そのためにこれからストイックモードで制作して参りますゆえにどうぞよろしくお願い申し上げます。


ところで、

今週末、家族で温泉旅行してきました。

現実から切り離すためにスマホのオフにしての旅行。普段は何かするにも、何処へ行くにも、

ネット情報は欠かせないもの。

しかしながら、オフにすることで見えてくるものがあった。

豊かな時間とは、こういった過ごし方なのだろうと、嬉しくもあり、悲しくもあった。。

さて、

明日からはご依頼のお仕事をこなします。

並行して、来年に向けての作品作りも本格的に始動です。

無理しない程度に頑張りまくります!!


個展のお知らせ

 

白妙磁の世界 庄村久喜 作陶展

 

会期:2018年11月21日(水)〜26日(月)<最終日は午後5時閉場>

会場:日本橋三越本店 本館6階 美術サロン

 

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この度、日本橋三越本店にて初個展を開催させて頂きます。

「なぜ、磁器でなければいけないのか?」

10年前、有田の地で生まれ育った私に投げかけられた難題でした。

これを機に当たり前のように使われていた素材(磁器土)に着目し、

深く考えた末に生まれたのが白妙磁と名付けた私の白磁です。

絹のように滑らかで穏やかなかげりをたたえた新しい白磁の世界をご高覧頂き、

私の磁器に対する想いを看取して頂けましたら幸いです。

                         

                           庄村久喜

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只今、個展前最後の窯焚き中です。

窯の中には新作ばかり入っています。。

無事に焼き上がること祈っています。

 

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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えっと、

 

全日在廊致します。

 

 

 

窯をたく

個展前の最後の窯たき。
ほとんどが新作を積んでいる。
焼き上がりが楽しみです。

個展の詳細は後日に。